レーシングシム レビュー

Cube Controls「GTX2」レビュー

Cube Controlsから機材提供いただき「GTX2」をレビューしました。

公式販売ページはこちら「Cube Controls「GTX2」

Cube Controls GTX2 のレビュー動画

Cube Controls GTX2 の評価

製品デザイン
8
製品の操作性(ボタン数や使い勝手、調整箇所があるか等)
7
製品の剛性感(本体の強度)
7
製品の拡張性(ソフトウェア、液晶の有無、ステアリングの交換等)
9
製品の互換性(ゲーム機、PC、ホイールベース等との互換性)
3
製品の価格(価格に見合った機能等があるか)
8

合計点数 42点 / 60点

スペック

SimHubソフトウェアとの互換性
タッチスクリーン付き5インチディスプレイ(解像度 854×480)
RGBボタン×10
RGBレブメーター
ステータスLED付きトグルスイッチ×2
背面トグルスイッチ×2
多方向ジョイスティック×2
フロントロータリーエンコーダ×2
親指ロータリーエンコーダ×2
パドルシフト&パドルクラッチ

・価格 1,387 €
・ハンドル径 320 / 300mm
・重量 1,390g
・PCとの接続はUSB(Q-CONN)


レビューのまとめ

  • Cube Controlsの最新世代、全部入りGTステアリング
  • ハンドル径やフロントパネルが好みで選べるユニークな仕様
  • SimHubに対応した大型の5インチディスプレイ搭載

Cube Controlsのステアリングはこれまでにフォーミュラタイプを中心にレビューさせてもらっていたが、GTタイプのステアリングはこのGTX2で2つ目のレビューとなった。

最大の特徴はなんといっても購入時にハンドル径を300mmか320mmから選択できるという点だろう。
今回のレビューでは自分でグリップの交換ができたので、追々グリップだけ購入できるようになるのかもしれない。
また、フロントパネルも色が選択できるようなのでLEDカラーの変更と合わせて自分好みのステアリングを作り上げたいと思う人には非常に嬉しいポイント。

ボタン数はフォーミュラタイプと比べると少ないものの数的に不満に思うことはほぼないと言えるが、ボタン配置がステアリング下部に集中しているので押しづらさを感じる人もいるのではないかと思う。

GTタイプでは300mmを超えるとDシェイプや丸形ハンドルがほとんどだったが、GTX2は320mmのハンドル径を実現している。
そしてDシェイプや丸形ハンドルでは使いづらいと感じていた300mm超えのハンドル径もなぜか使いやすいと感じたのが不思議な感覚だった。

Cube Controls最新世代のステアリングとして2番目に高額なステアリングとなっているが、ハンドル径が選択できたり5インチの大型ディスプレイが付いていたり、ハイエンドモデルでは当然のLEDカラーが変更できたりと全部入りの仕様のため納得の価格ではないだろうか。
レーシングシムをこれから始める人にオススメしたいのはハンドルを交換できるボタンプレートタイプだが、ボタンプレートタイプ以外でハンドル径を変更できる画期的なモデルとしてレーシングシムをこれから始める人にもオススメしたいと思う。


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