今回はPimaxさんから貸与していただいたPimax Crystal Lightについてレビューした内容をまとめていきたいと思います。
PimaxやCrystal Lightの詳細は以下を参照してください。
日本一割引されるクーポンの配布は終了しておりますが、通常のクーポンとして以下がお使いいただけます。
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僕のVR遍歴
まずはじめに、僕のVR遍歴をお伝えしておきますと2017年7月に購入したOculus Riftが最初で最後のVRとなっていました。
当時はYouTubeのネタの一つとして最先端っぽいVRを購入してレビューしてみたものの、Assetto Corsaでめっちゃくちゃ酔ってしまうということでレビューで試した後はほぼ使うことなく押入れの奥底で眠ることになるのでした。
ただVRは初めて体験したときの驚きは当時を思い出しても非常にインパクトがありますし、手軽に近未来を体験するデバイスとしてはとても良いのではないかと思います。
Pimaxさんからの依頼
Oculus Riftで止まっていた僕のVR体験に終止符を打ったのがPimaxさんからのレビュー依頼で、ちょうどXなどを見てみるとレースゲーム系のYouTuberさんたちがPimaxを始めとした最新VRをレビューしていたのでこれ幸いと思いレビューを引き受けることに。
このときにレビューの条件を色々調整するうちに記事冒頭に書いた日本一割引されるクーポンの発行に至ったというわけです。
Pimax Crystal Lightを体験してみて
Crystal Lightを体験してみて一番最初に感じたのは「酔わない」ということ。
「酔う=ゲームをやってらんない」ということなのでゲームをやる上で非常に重要なのですが、酔わないのがCrystal Lightが凄いのかiRacingがそもそも酔わない作りになってるのかというのはOculus RiftでiRacingをやっていなかったので謎な部分ではある。
次に良いと感じた点として「画質の良さ」が挙げられ、Oculus Riftのときは網目状でいかにもRGBスクリーンです、みたいな感じだったのがCrystal Lightではそのあたりがほぼ感じられないように思えたので画質に関しては7年の進化が感じられたように思う。
悪い点というかこの手の先進的なデバイスの弱点みたいなところを挙げると「敷居の高さ」が一番に来るのではないかと思う。
PCスペックがそれなりに高くないとスムーズな動作はなかなか難しいと思うし、何より動作するまでの設定も少々敷居が高いように思う。
これはOculus Riftのときも感じていたのでどうしても仕方のない部分ではあるが、PSVRがどれくらい手軽に使えるかによってはPCでのVRももう少し頑張って手軽に使えるようになるといい部分ではある。
これはレーシングシミュレーターを3画面で楽しんでいる人特有の話にはなるが、3画面とVRが共存するのはなかなか難しいというのも惜しい点で、特に僕の場合はデスクトップPC一つですべてをやりたい派なのでVRをやるにはディスプレイのケーブルを抜いてVRのケーブルを挿すという非常に手間の掛かる作業が発生してしまう。
これはディスプレポート切替器等でスイッチ化ができるようなのだが、恐らくそれをやるたびに3画面のnvidia surroundが無効になってさらにiRacing上でグラフィック設定をやり直したり…色々と手間がありそう。
なのでVR専用PCを所有するかVRに完全移行するなどしないとiRacingをVRで楽しむにはハードルが高いのである。
あとはやはり本体から太めのケーブルが生えていることも気になったりするし、今のところVRの体験の良さ以上にネックとなる部分がどうしても多いように感じてしまうのが本音といったところ。
しかしながら今回のCrystal Lightレビューの中で知り合いのレーシングドライバーである菅波冬悟選手に体験してもらった話ではVRでのiRacing体験に対しては非常に肯定的で、実際に体験してもらう話を聞いていても興味深い話が聞けたのではないかと思う。
この動画に関してはVRでレーシングシミュレーター(特にiRacing)を楽しみたい人にとってはVRでレーシングシミュレーターやるということに対して肯定的でとても勇気づけられる動画になったのではないかと思うし、これからVRでレーシングシミュレーター(特にiRacing)を始めたい人にとっても間違いなくリアルに近い体験ができるというお墨付きをいただいたような動画になっていると思います。
Pimax Crystal Superと12K
僕自身は未だVRに対して全部肯定するような考えではないのですが、Crystal Lightよりも高画質でアイトラッキングが搭載されているCrystal Superであったり、視野角が200度(人間の視野角は220度)と噂される12Kの発売が予定されており、そちらもレビューができそうなので色々と体験していって最終的にVRを肯定できるような製品に出会えれば良いなと思います。