ファッション

私服の制服化を目論むという話

冬の時期になるといつも思うのが何着ようかな…ということ。

ここ数年はなんとなく春夏秋冬の境目が薄れていっている気がして、春夏秋らへんはずっと暑いように感じます。
なので寒い時期以外はTシャツ中心で過ごせてしまうのでユニクロでもなんでも良いかなと思っているのですが、12月~3月くらいまでの寒い時期はアウターを着ないといけないし、アウターの下は長袖の何かを着ていないといけないし…ということで色々悩んでしまいます。

若い頃はファッションに興味がありそんな悩みも楽しい時間でしたが、歳を重ねるごとに服に対して色々悩んだりする時間が勿体なかったり服に対してお金を掛けすぎるのも勿体なかったり。

そういう考えになってくると「着用していても恥ずかしくなく、着用していても自分が良いと思える年相応のブランド」を決めてしまい、流行を追ったりせず「自分が気に入った決まった服だけを着る私服の制服化」をしてしまえば楽なのではないかなと思うようになってきました。

現在の撮影の仕事を考えると動きやすく派手さを抑えたものが好ましく、そうなったときに一番適切なのがアウトドアブランドかなということで様々なアウトドアブランドを調べていくうちに見つめたのがアークテリクスというブランドでした。


アークテリクスとは

アークテリクスという名前は、恐竜とその後継者である鳥類をつなぐアーキオプテリクス・リトグラフィカに由来し、 進化を加速することでアウトドアにおける人間の進歩の推進に役立つという思想を象徴している。

ブランドのコンセプトは、地球上にある最高のマテリアルと最高の技術、そして革新的なデザインによって商品を作り上げること。

公式サイト


アークテリクスというブランド自体は結構前から知っていたのですが、お値段高めのブランドかつ人気すぎて直営店はもちろん、アークテリクス取扱店でもほとんど買えないというブランドということもあり自分には関係ないかなと思ってたものの、今回の私服の制服化を目論んだときにアークテリクスが一番マッチしそうだなということで、まずはメルカリで状態の良さそうなアウターを買って着てみると…これがまためっちゃ良いという。

最初に購入したのはアークテリクスの全社員が所有しているというAtom LTでしたが、アークテリクスで定番のものをいくつか紹介してみたいと思います。


Atom Hoody(アトム フーディ)

アークテリクスの社員が1枚は所有していると言われているド定番なシリーズで、アークテリクスが開発した化繊の中綿素材であるコアロフトの量によってアトム ライトウェイト、アトム フーディ、アトム ヘビーウェイトの3モデルが展開されています。
※以前まではアトム SL、アトム LT、アトム ARというモデル名だった。

次に紹介するプロトンとは対をなすようなシリーズで、アトムは保温性に優れたいわばダウンジャケット、プロトンは透湿性に優れたアクティブインサレーションになっています。

好みにもよりますがデザイン性に優れているのはアトムシリーズであり、タウンユースではアトムの方が使い勝手が良いのではないかと思います。
また、アトム フーディは側面がストレッチのあるフリース素材になっているため適度な通気性があるので本当に寒い真冬や寒冷地以外では十分使える化繊ジャケットと言えると思います。

実際にアトム LTを購入して使ってみた感じだと都内ではアウターとして十分に暖かく、冬の北海道に撮影へ行ったときは中にユニクロのウルトラライトダウンを着用すれば寒さも問題ないという感じでした。

Proton Hoody(プロトン フーディ)

アトムとプロトンを実際に着比べてみて好きなのはこちらのプロトン。
アトムと同様に大きく3種類のモデルがあり、アトムとの違いは透湿性が高いアクティブインサレーションというカテゴリに分類されるので、行動着として活躍します。

また、プロトンは表地の材質がフォーティアス™ エアと呼ばれる生地が使われており、耐摩耗性も高く摩耗試験では業界基準の60倍以上の耐久性がある素材になっているので、僕のように撮影に着用していくことを想定している人は生地が丈夫だったり透湿性が高いというのは非常に嬉しいポイントなのではないかと思います。

実際に着用してみた感想として、アトムと比べると腕の付け根から脇腹付近に掛けてが特にタイトに感じます。
アトムと同じSを着用しても「あ、プロトンはMの方が良いかな?」と思うほどですが、アークテリクスのジャケットは恐らく袖丈が他のブランドよりも結構長めなのでタイトめの着用感が正解なんだと思います。
※アクティブインサレーションなのでゆったり着るものではないということなのかと。

保温性に関してはアトムと比べるとやはり劣るように思いますが、こちらも都内であれば問題ないように感じるもののプロトンの中にプロトンクルーというクルーネックのトップスを着用すると普通のトップスではちょっと寒いかな…と思うようなシーンでもほぼ寒さを感じないような印象でした。

Beta LT Jacket

アークテリクスの中で一番人気が高いと言えるゴアテックスジャケットで、2021年まで同様に人気のあったZeta SLジャケットからモデルチェンジをしたBeta LT Jacketです。

同じような製品としてBeta Jacketがありますが、ポケットの位置が異なっていたりベンチレーションがなかったりするので万能的に使いたいならBeta LT Jacketの方がオススメで、棲み分けとしてはタウンユースのBeta Jacket、山でも使える万能的なBeta LT Jacketという感じのようです。

僕はまだ所有していませんが、ゴアテックスジャケットは使い勝手も良く夏の暑い時期以外で着用できることから一度買ってみたいと思っています。

着用するすべてをアークテリクスにするととんでもない金額になっていくので流石にアウターとトップスを少々、見えない部分はユニクロ等で揃えつつで着る服を迷わないようにすることと色々な服に手を出さないようにすることで結果的にお財布にも優しくなるのかなと思っています。

ちなみにパンツに関しては足の長さなどの都合上、アークテリクスを買うのは無理がありそうですw

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